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雑記ブログです。

ボルドー格付け5級のワインを覚える(その2)

ボルドーメドック)格付け5級の18シャトーに関するコメントの続きです。

 

【シャトー・ドーザック】Chateau Dauzac

マルゴーAOC。このシャトーを所有しているのは、フランスの大手保険会社MAIFです。ちなみにMAIFはもともと教職員を対象とした互助組織として立ち上げられたとか。黄色のエチケット(ラベル)が印象的です。

シャトー・ドーザック [2013](楽天)

 

【シャトー・ダルマイヤック】Chateau d'Armailhac

母音で始まる「アルマイヤック」に「de」(英語のof)が付いて「ダルマイヤック」と発音されます。そして一説には、このアルマイヤックがブランデーの産地として有名なアルマニャックと間違えやすいという理由もなどもあり、これまでに何度かシャトー名が変わっていますが結局元に戻っています。シャトーを所有しているのはバロン・フィリップ・ド・ロートシルト社で、同社はボルドー格付け1級のシャトー・ムートン・ロートシルトを経営していることで有名です。ポイヤックAOC

シャトー・ダルマイヤック[2007](楽天)

 

【シャトー・デュ・テルトル】Chateau du Tertre

テルトル(tertre)はフランス語で小さな丘の意味です。モンマルトルにあるテルトル広場のテルトルですね。現在のシャトーの経営者はオランダ人の実業家であるエリック・アルバダ・イェルヘルスマ氏で、同氏はボルドー格付け3級のシャトー・ジスクールも買収しています。マルゴーAOC

シャトー・デュ・テルトル [2014](楽天)

 

【シャトー・オー・バージュ・リベラル】Chateau Haut-Bages-Liberal

シャトー名にあるオー(Haut)は英語のhighで、高台や上流といった意味です。またバージュはシャトー・ランシュ・バージュやシャトー・クロワゼ・バージュ(いずれもボルドー格付け5級)などと同じく地名で、「バージュの丘」として知られています。リベラルはかつての所有者の名前とも、販売先の自由党から採った名前とも言われています。ポイヤックAOC

シャトー・オー・バージュ・リベラル [2012] (楽天)

 

以上、18シャトーのうち、前回の7つに引き続いて4つのシャトーをご紹介しました。