中級者以上にお勧め!記憶に残りやすい英単語ノートの書き方
英単語を表に書いてその意味を裏に書くといった英単語カードは作るだけでも手間がかかる上、丸暗記になるので覚えにくく忘れやすい。
根性論が好きな人には合うのかもしれないが、効率的かというと決してそうではないと思う。
そこでお勧めしたいのが、単語の覚え方まで書いておくことだ。
具体的には、オンラインの語源辞書を使う。
ちなみにEtymologyは語源という意味の英単語。
例えば、アルクが公開している重要英単語リスト「標準語彙水準SVL12000」の最上級Level 12の最初の単語「abate」は、上記オンライン語源辞書を見ると
abate=a(to)bate(beat)
のような組み立てになっていることがわかる。
これで、
打ち据えておとなしくさせる→やわらげる、排除する
といった連想で意味も覚えやすくなる。
単に単語帳に abate やわらげる、排除する
と書いて何度も見て覚えるようなやり方よりも、上記のように単語の組み立てと覚え方を書いておく方が記憶に定着しやすいことは明らかだろう。
このような記憶に残る英単語帳を作成するのは少し大変だが、パソコンなどで一度入力してしまえば大げさではなく一生の財産になるのではないだろうか。
上記SVL12000など、日本人が覚えるべき英単語集はネット上で探せばいくらでもあるので、それをもとに自分だけの英単語帳を作成すれば語彙力は飛躍的に伸びる。
ある程度単語を知っている中級者以上向けの方法だがおすすめ。