「ヒマラヤ聖者の太陽になる言葉」(相川圭子著)を読んだ感想
あけましておめでとうございます。
色々と俗物的な記事を書き続けていく所存の本ブログですが、新年くらいは精神的な充足についての本をご紹介しようかと思います。
「ヒマラヤ聖者の太陽になる言葉」です。
著者の相川圭子氏は、一般社会で会うことのできる世界で二人しかいないヒマラヤ大聖者のうちの一人として認定されています。
一般社会で会うことのできる、というのは、相川氏達の師匠はヒマラヤの奥地で人里離れて暮らしていて、普通の人が会うことはできないからなんですね。
国連はインドの主導で6月21日を国際ヨガの日と定めており、ニューヨークの国連本部で開催されたヨガのイベントでは、相川氏も特別ゲストとしてスピーチや瞑想の実演を行っています。
その模様は国連が提供している動画ページで見ることができます。
さて本書はその相川氏の多くの著作の中の一つで、ヨガの根本は精神の修養にあることや、瞑想の重要性を説いています。
ヨガと言うと美容や健康のため、というイメージが強いのですが、本来は心身を鍛錬して人生の迷いから解脱するためのものであり、実際に相川氏はヒマラヤ奥地に入って修行を重ねてきたそうです。
ただし相川氏は一般の人にもそのような修行を勧めているわけではありません。
また具体的な瞑想の方法などは本書では触れられていませんが、氏の他の著書も読んで取り組んでみたくなります。
心も部屋と同じように掃除が必要、という一文にはハッとさせられるものがありました。
忙しい日々を過ごす人は多いと思いますが、たまにはこんな本も読んで心をケアするのも良いと思います。