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シャトー・ピション・ロングヴィル・バロン(Chateau Pichon Longueville Baron)の概要と銘柄

メドック格付け2級。ポイヤック村に所在する。

シャトー・ピション・ロングヴィル・バロンは、通常はシャトー・ピション・バロンと呼ばれており、公式HPを見てもシャトー名は全てシャトー・ピション・バロンで統一されている。

 

同じくメドック格付け2級のシャトーにシャトー・ピション・ロングビル・コンテス・ド・ラランドがあり、シャトー・ピション・バロンに隣接している。

これらのシャトーは元は1つの畑であったのが、公式HPによれば1850年に分割され、2つのシャトーとして今に至っているもの。

 

銘柄は、ファーストラベルであるシャトー・ピション・バロンの他に、セカンドワインとして2011年まではレ・トゥーレル・ド・ロングヴィル、2012年からはレ・グリフォン・ド・ピション・バロンがある。

なおファーストのシャトー・ピション・バロンのエチケット(ラベル)は、2011年以前はシャトー・ピション・ロングヴィル・バロンだが、2012年以降はシャトー・ピション・バロンとなっており、通称を正式名称にしたように思える。

 

シャトー・ピション・バロンは、もちろん年にもよるが、1万円台から買えるものが多い。

セカンドとなると1万円は超えず、5,000円台~8,000円台というところか。

 

かつては評価を落としていたが、1980年代にオーナーが変わったことで品質が劇的に改善し、現在はいわゆるスーパーセカンドなどと呼ばれることもある。

メドック格付け1級の5大シャトーと比べると遥かに買いやすいワインである。