Nintendo Switchとディスクシステムとゼルダの伝説
Nintendo Switchが発売されて約1月ほど経とうとしている。
このブログの更新が停滞してから2月ほど経った(笑)。
品薄状態は相変わらずだ。
昔は人気のファミコンソフトが発売されると、玩具屋は「抱き合わせ商法」として売れ残ったソフトと合わせて値段を釣り上げて販売していた。
しかし社会問題化して規制の対象となってからは廃れていった。
抱き合わせ商法は小売店で見られたもので、値段を釣り上げると言っても各々の商品の定価の合計を超えることはない。
一方、現在amazonのマーケットプレイスなどでは定価よりも高い値段をつけて堂々と販売されており、適正な価格で消費者に届いていないという意味では事態が全く良くなっていないと思う。
さて、それはそれとして、同時発売されたソフト「ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド」の評価は極めて高く、本体の販売をけん引する大きな力となっている。
この状況はファミコンのディスクシステムが発売されたときと良く似ているな、と思う。
ファミコンの拡張機器として1986年に発売されたディスクシステムのローンチタイトルであった「ゼルダの伝説」(もちろん初代であり、シリーズが30年も続くとは当時の開発者も想像していなかったのではないだろうか)は、当時から見れば映画のようなオープニング、荘厳な音楽、広大なマップやダンジョンなど、まさに新しいゲームの世界を見せてくれるものだった。
ディスクシステムは品薄で、父親が色々探し回ってくれて買ってきてくれた時は本当に嬉しく、近所の友達に自慢したことをよく覚えている。
また「ゼルダの伝説」以後も、「メトロイド」や「悪魔城ドラキュラ」など今も続くシリーズの初代タイトルを始めとする多くの名作ゲームが発売された。
今でもディスクシステムのゲームのファンは私も含めて多いと思う。
こうしたわけで、Nintendo Switchと「ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド」の組み合わせは、往年のゲーマーにとってファミコンディスクシステムと初代「ゼルダの伝説」を思い起こさせるのである。
Nintendo Switchでは、ファミコンディスクシステムのように多くの名作ゲームを生み出してほしいと思う。
ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド Nintendo Switch版
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