シャトー・ラスコンブ(Chateau Lascombes)の概要と銘柄
メドック格付け2級。
マルゴー村に所在する。
日本人には覚えやすい?名称のワイナリー。
1971年にイギリスのビール会社であるバス・チャリングトン社に売却され、質が低下したとされている。
その後2001年にアメリカの不動産投資会社コロニー・キャピタルが買収すると、著名な醸造家を揃えて品質向上を図ったことが功を奏し、再び評価されるようになった。
ちなみにバス・チャリングトン社とは、現在のバス・ブリュワリー社のことであり、同社は日本でも良く見かけるバス・ペールエールのブランド(赤い三角マークが有名)をかつて所有していた。
同ブランドは現在はベルギーのアンハイザー・ブッシュ・インベブが所有している。
なおアンハイザー・ブッシュはバドワイザーなどで有名なアメリカのビール会社であったがベルギーのインベブに買収された。
シャトー・ラスコンブの銘柄は、シャトーと同名の「シャトー・ラスコンブ」、セカンドの「シュバリエ・ド・ラスコンブ」、そしてマルゴーではなくオー・メドック地区のブドウで造られる「ル・オー・メドック・ド・ラスコンブ」の3つ。
ル・オー・メドック・ド・ラスコンブはブドウ畑がファーストやセカンドと異なるので、いわゆるサードワインではないだろう。
ヴィンテージとしては、上記のとおり2001年以降のものを考えた方が良い。
シャトー・ラスコンブ [2012] 赤 750ml
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シュヴァリエ・ド・ラスコンブ [2009] シャトー・ラスコンブ (辛口・赤ワイ...
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