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Miscログ

雑記ブログです。

シャトー・オー・ブリオン(CHATEAU HAUT-BRION)の概要と銘柄

ボルドー5大シャトーの一つ、シャトー・オー・ブリオン。

このシャトーで必ず触れられる特徴は、5大シャトーで唯一メドック地区には所在しないことが挙げられる。

具体的にはグラーブ地区のペサックにある。

ペサックはボルドー郡に属するコミューン(フランスの基礎自治体)で、人口が6万人弱なので日本ではペサック村と称されている。

 

シャトー・オー・ブリオンは1935年にアメリカ人の銀行家クラレンス・ディロン( Clarence Dillon)に買収されており、この銀行家の名前は現在のシャトー・オー・ブリオンを語る際には欠かせない。

ちなみにクラレンス・ディロンが設立したディロン・リード社は、JPモルガンなどと肩を並べる著名な投資銀行であったが1990年代にUBS銀行に買収された。

 

シャトー・オー・ブリオンは、同名のワインの銘柄「シャトー・オー・ブリオン」の他に、セカンドワインとして「ル・クラレンス・ド・オー・ブリオン」(2006年まではシャトー・バーン・オー・ブリオン)、白ワインの銘柄として「シャトー・オー・ブリオン・ブラン」、白のセカンドワインとして「ラ・クラルテ・ド・オー・ブリオン」(旧名レ・プランティエ・デュ・オー・ブリオン)の4銘柄のワインを製造している。

 

シャトーを経営するのはドメーヌ・クラレンス・ディロン社。

シャトー・オー・ブリオンの他に、「シャトー・ラ・ミッション・オー・ブリオン」、「シャトー・クイントゥス」を所有する。

さらに、同社はクラレンス・ディロン・ワインズ社を設立し、デイリーワインの銘柄として「クラレンドル」(CLARENDELLE)を製造・販売している。

クラレンス・ディロンと名前が似ていて紛らわしいが、公式HPによると、クラレンス・ディロンを縮めてクラレンドルという名前の銘柄にしたとのことだ。

日本でも3000円程度で購入できるが、シャトー・オー・ブリオンのチームが製造に携わっているという。

上記のような経緯から、クラレンドルはシャトー・オー・ブリオンのサードワインとして紹介されることもあるようだが、厳密には誤りだろう。

 

シャトー・オー・ブリオンはおいそれと買えるものではないし、ル・クラレンス・ド・オー・ブリオンもセカンドとはいえやはりそれなりの値段である。

というわけでまずは入門ということでクラレンドルをいつか試してみたい。