超自然的感覚?の話
自分には霊が見えたりとか守護霊の声が聴こえたりすることは全くない。
とは言え、そうしたいわゆるスピリチュアルな部分を全て精神的な病の類だと否定することもできないと考えている。
多くの人が実際に見たり聴いたりしている(と少なくとも言明している)わけだし、またそうした存在はありえないという証明もやはり存在していない。
とはいえ、では多くの人が存在していると言明している神はいるのか?と言われるとにわかには首肯しがたい(ただし、この点については色々と考えるところはあるのでいつか記事にしたい)し、また存在していないことを証明するのはいわゆる悪魔の証明と呼ばれ極めて難しいものであることも理解している。
と、こうした壮大な前置きからは非常に規模が小さくなる話だが、先日、みなとみらいで買い物をしていくら以上のレシートで抽選ができる、というよくあるキャンペーンに参加した。
商品はいくつかあり、中でも商品券は魅力的だったのだ。
抽選はいわゆるガラガラ(六角形や八角形の箱で回すとガラガラ音がして玉が出てくるもの)で行っていた。
ちなみにこのガラガラには正式名称があり、新井式廻轉抽籤器(新井式回転抽選器)と言うのだそうだ。
話がそれたが、何となく並ぶ前から商品券がゲットできそうだ、という感じはしていた。
そして抽選の列に並ぶ頃には殆ど確信のようになっており、実際に商品券を獲得できた。
こうした経験をされている方も多いと思う。
例えば野球選手などでも、打った瞬間にこれはホームランだ、ということがわかる時があるらしいし、同じようなケースはいくらでもあるだろう。
自分の経験から言って気のせいなどではなく、ある種の感覚が働いたという自覚はある。
といって予言や予知のように当たる瞬間のイメージがわいてきたとかそういうものでもない。
うまく説明できないが、これがいわゆる第6感、というものなのかもしれない。
つまり、通常の5感とは異なる何らかの感覚が働いた結果、抽選に当たるということを意識した、ということだ。
ではその感覚とは何か、となると全くわからないし、いつどのように働くかもわからない。
5感で認識した意識的・無意識的な全ての情報から、瞬時に論理的に抽選が当たるという結果を導き出した・・・という説明は、あまり説得的ではない。
そもそもガラガラの中にいくつ当たりが入っているかなども知りようがない。
いずれにせよ、現在知られている物理法則では論理的な説明は難しい。
と言って、万人が納得できるわけではない霊や予知によるものだ、という説明は根拠がなく、現代科学の信奉者である自分としても受け入れがたい。
いつかこうした現象も自然科学の進展により説明ができるようになれば非常に面白いと思うのだが、そもそも説明ができるようなものなのかすらわからないので道のりは遠そうだ。