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シャトー・デュクリュ・ボーカイユ(Chateau Ducru Beaucaillou)の概要と銘柄

メドック格付け2級。

サン・ジュリアン村に所在する。

 

ボーカイユ(Beaucaillou)はフランス語で美しい(beau=beautiful)小石(caillou)という意味で、畑に小石が多いことから付けられているらしい。

 

 

シャトー・デュクリュ・ボーカイユは、1級の5大シャトーに次ぐという意味で使われるいわゆるスーパーセカンドとして有名。

またエチケット(ラベル)が山吹色で目立つことでも知られている。

ちなみに山吹色は黄色とオレンジの中間色である。

 

銘柄は、ファーストラベルとしてシャトーと同名のシャトー・デュクリュ・ボーカイユが、セカンドワインとしてラ・クロワ・ド・ボーカイユ(La Croix de Beaucaillou)がある。クロワはクロス、つまり十字架の意味。

 

シャトーは1980年代後半から1990年代前半にかけてスランプに陥ったとのことだが、その後は持ち直している。

 

ファーストラベルは2万円前後、セカンドはビンテージにもよるが6,000円前後といったところだろうか。

セカンドもいわゆるパーカーポイントで高得点が付けられているビンテージが多い。その年のものはやや値段が上がるが、それでも1万円を超えることはないようだ。